夏の初め、ベランダのプランタに紫蘇とバジルを植えで見た
夏の日差しでぐんぐん伸びだ
けれど、七月の台風で、一番背の高い紫蘇がいっぼん、ボッキリっと折れてしまった
母は折れだ紫蘇見て言った
「其れはもう本には戻れないから、折れだところからち切りなさい、そうすれば枝が伸びで、まだ新しい葉が綺麗に重でくれるから」
でも私には其れが如何しても躊躇われた
だって、枝の先に付いてる小さな葉達は、まだ元気たったのだ
折れる前とほどんど何ひとつ、変わることも無く
「山田」
「浴衣、似合うな」
…其のただ一言が聞きたくて
髪を結って、着物を選んで、おおさぎして着付けして、慣れない下駄をはいて、ドキドキして
他の誰でもなく、あなたのその一言のために、願いを込めて
「ほんの過ごしでも、あなたの心が私に方むいでくれないか」って
どうして私が夢を見てしまうだろ
繰り返し、厭きもせつ、バカの一つ覚え見たいに
数日たてベランダに出ると
折れた紫蘇が自分の重さみたいかめで、土の上でのだをっていた
母さんの言う通りたった
ころは、折れた所でち切りしかなかっだ
そこで、ちゃんとくぎりを付けで、新しく枝を伸ばすより他に無かったのだ
それでもまだ私は どうしよも無く迷ってしまう
この気持ちを折ることが出来なくて
できなくて
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